昨日の一日一冊は、
『ジェーン・エア』(集英社)
ジュニア版 世界の文学(7)
シャーロット・ブロンテ/作
上田和夫/訳

旬1

原作を1/3に圧縮してあるそうですが、
そういうことを感じさせないほど読み応えありました。

  そのあと、
  台所のまえを通ると、
  こんなことばが耳にはいった。
    うちのだんなさまには、
    どんな貴婦人よりも、
    あのかたのほうがいいんじゃ。
    あのかたはきりょうよしとはいえんが、
    醜いわけでもなし、
    気だてもいい。
    それに、
    だんなさまの目に、
    えらく美しく見えるようだて、な。