【願い】2023・3・8
2023年03月08日
昨日の一日一冊は、
芝村涼也『冬の縁談~北の御番所 反骨日録 6~』(双葉文庫)
初めて読む人でした。
甲斐原様とのご縁が結ばれるなら
これ以上何も望むべきでないのは
十分判っているのですが、
もし叶うならば、
一つだけどうしてもお聞き届けいただきたいお願いあるのですが。
(中略)
促されて茜が口にした願いは、
佑にとって予想もしていないことであった。
この予想もしていなかった願いが、
茜自身もまさか叶うとは思っていなかった願いが、
最後に実現された形で読者は知ることになります。
ああ、そういうことだったのかと、
ほろっとしました。