このあいだ、
蓑虫のことを書いたとき、
蓑虫のこと、最近どこかで読んだなあと思いながら、
それが思い出せませんでした。

やっと見つけました。
谷さやん『空にねる』(創風社出版)にありました。
  中原中也の「日記・書簡集」を、
  時々開いてみる。
  例えば、
  俳句が記されている昭和二(1929)年10月11日の日記。
    拾郎戸塚の方の下宿に越す。
     コンスタンのアドルフ読みぬ秋の暮

     みの虫が風に吹かれてをれりけり
       かくして秋は深まれけり
            (「毎日の勉強」より)

今朝の風は冬を思わせる冷たさです。
ゴミ出しに出たら、
登校する小学生の中に、
半ズボンの男の子がいました。
ただただ、すごいなって思いました。