大江健三郎さん、亡くなる。
私にとってはまさしく「巨星」でした。

何度も挫折した『万延元年のフットボール』を、
最後まで読み通したい、
静かに強く、
そう思いました。

大江さんの『新年の挨拶』の一節を思い出します。
  チャンピオンとは、
  誰かのために、
  誰かのかわりに、
  闘い、意見を言い、議論する人のことだ。
         (「チャンピオンの定義」より)