昨日届いた「母の友」(福音館書店)
今朝は、
河合香織「母は死ねない、のか。自由のほうへ」から。

死にたいほどつらいと思っても、
死ぬことなんてできません。

ただ育て、
愛することがなぜここまで苦しいのか。

私は難病の子を産んで、
娘にごめんね、
とは思わない。

親に、
「あなたを産んでごめん」と言われるより、
「あなたを産んでよかった。誇りに思っているよ」
と言われたほうがいいではないか。

いつも思います。
「母の友」は月刊誌の白眉だと。

「白眉」の語源を調べてみました。
蜀の馬氏の五人兄弟は、
いずれも秀才の誉れが高かったが、
中でも最も優秀だった馬良のまゆには、
白い毛が交っていたという故事に基づく。
(『明鏡 国語辞典』大修館書店)