「母の友」9月号のつづき。
今日は阿比留久美「母とみんなの居場所」から。
まず、
母だけに限らない、
日本社会に暮らす多くの方にかかわる息苦しさの要因を、
三つあげてみたい。
1 先が見えないこと
2 リスク社会であること
3 生き方の規範が強いこと

特に興味深いのは、
3の「生き方の規範が強いこと」でした。
三つめは日本社会の特徴かなと思いますが、
「こうでなければならない」という規範が強い。
その規範に対して抵抗を感じる人が増えても、
なかなかなくならない。

その要因として、
法律や制度の問題より
心の問題を問題にしています。
その最たるものとして、
「相互監視社会」をあげています。

納得です。

明日は、
「母をめぐる息苦しさ」です。