このごろ手にするのは、
関川夏央『人間晩年図鑑』(岩波書店)

知っている人もあれば知らない人もあります。
よく知っている人もあればよく知らない人も。

一日に一人か二人、
じっくりゆっくり読んでいると、
その人の人生が見えてきます。

昨日は青島幸男。
よく知っている人なのに、
あんまり知らなかったことに気付きます。

青島幸男は1991年、
59歳のとき悪性リンパ腫を病んだ。
このときは抗がん剤で克服したが、
知事退任から7年、
2006年12月20日に亡くなった。
骨髄異形成症候群、
74歳であった。
91年の抗がん剤使用の後遺症ともいわれる。

この夏、
骨髄異形成症候群を発病した人を見送ったので、
このページに眼も心も留まりました。