水上 勉『土を喰う日々』(新潮文庫)

卯の花

「九月の章」は “松茸” でした。

信州の山にも、松茸はある。
しかし、
軽井沢ではめずらしく、
きのこは、
紫しめじ、りこうぼうが王者で、
これはわが家の庭の落葉松林の下を歩けばすぐ見つかる。

庭に落葉松林(からまつばやし)、
なんともなんとも羨ましい。