よぶこえの引き出し

【よぶこえ】第2316号「ノート」 2018・8・16(木)

2018年08月16日

ノートが3冊。

日々の営みを書くノート、
将来の為に残しておくノート、
医療・健康の過去の記録ノート。

昨年、
東京に行ったとき、
丸善でカバーを買いました。

日々のノートは「青」
残したいものノートは「赤」
医療ノートは「緑」
そんなふうに色分けしました。


「青ノート」には、
日々の測定記録。
たとえば、
体重、体脂肪率、内臓脂肪率、骨格筋率のページ、
体温、血圧、脈拍、運動時間、歩数、服薬のページ、
食事の記録(献立、カロリー・単位など食品交換表による記録)のページ、
予定、結果、出納のページ、
新聞記事等のスクラップのページ、
だいたいこんな感じです。


「赤ノート」には、
いつか役立ちそうな文章等の切り貼り。
新聞、
雑誌、
書籍、
チラシ、
なんでもかんでも、
主に、
講演で話題にしたいものを、
切り抜いて貼り付けています。


「緑ノート」には、
病院や薬局の領収書、
検査結果、
処方された薬の情報、
病気に関する記事、
などなどを整理しています。

 【よぶこえ】第2316号「ノート」 2018・8・16(木)



半月毎に変わる「青ノート」が、
今日から新しくなりました。

8/1~8/15のノートから、
朝日新聞「折々のことば」をいくつか。

《8月5日》
    パッと言えてしまうようなことは
    大したことはないんです
              (大澤真幸)
鷲田清一さんのコメント。
  ひとは競って早く知ろうとするが、
  「どうも腑(ふ)に落ちない」という感覚のほうが、
  はるかに重要だと、
  社会学者は言う。   


《8月10日》
    現代人が失いかけているのは
    「話しあい」などではなく
    むしろ
    「黙りあい」だ
           (寺山修司)
鷲田清一さんのコメント。
  やたらコミュニケーションの必要が説かれる時代だが、
  「黙りとおした」ことのない人に、
  「語りつくせる」はずがないと、
  歌人・演劇家は言う。


《8月12日》
    私には
    何も返さんでいいから
    この2人(息子)に
    奥さんができたときに
    全部返したり
         (文美月の義母)
鷲田清一さんのコメント。
  「民族的マイノリティ」として生き、
  少数の「女性総合職」として働いた文(ぶん)さんは、
  自身でヘアアクセサリーのネットショップを創業し、
  「働く母」を続けてきた。

そんな彼女を支えたのは、
夫や近所に住む義母の応援だったそうです。

鷲田さんは書き添えます。
  贈り物は、
  贈り主に返すのではなく、
  次に誰かに手渡すものなのだ。

ページトップへ