よぶこえの引き出し

【ブログのブログ】「まるで一編の詩のようだ」 2018・9・14(金)

2018年09月14日

【今朝の庭】
朝顔が、
昨夜からの雨に濡れて、
凋(しぼ)みながら咲いています。

綿の実がぱんぱんに膨(ふく)らんでいます。

藤棚のかざぐるまがゆっくり回っています。

庭木の間から曇り空が見えます。

朝日が、
時折、
部屋の奥まで長く差し込んでもいます。

白い遮光(しゃこう)カーテンが揺れています。

桜が色づきました。
黄葉なのか?
枯れつつあるのか?

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【イチジク】
一昨夜、
親しくしている方から、
メールをいたさきました。

まるで一編の詩のようだ、
・・・と思った箇所を、
敬体を常体に変えて引用します。

  家の中でさえ
  季節の凋落を感じる

  でも
  植物は強い
  裏のイチジクのすごい生命力
  駐車場のアスファルトから伸びたバラの枝
  切られでも立派に再生している

  もののけ姫の最後
  植物たちが再生していくシーン
  あのように
  生き延びていってほしい
  「あなた」っていう気分


昨日、
散布の途中、
おそらくこのイチジクだろうと思いました。

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【和栗クリーム味】
散歩の途中、
カフェ太郎に行って大判焼きを買いました。

秋限定がありました。
夏の間、
秋は何だろうと思っていましたが、
和栗クリーム味・・・でした。
でっかい栗が入っています。

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【侵官之害】
夕方は《Aoi》で講演。

  仕事は給料に見合う働きをすること
  それ以上でも
  それ以下でもない
そんな話をしました。

  給料以下を大目に見てはいけないし
  給料以上を期待しても強要してもいけない
そんな話をしました。

  給料以上の働きをする時もあり
  給料以上の働きをする人もある
  でもそれは
  仕事ではないところで評価すべきものだ
  言い換えれば
  金銭的であれ
  身分的であれ
  精神的であれ
  給料ではないところで報いるべきものだ
そんな話をしました。


そのとき、
「韓非子」の故事を話題にしました。

韓の昭侯がうたた寝をしていました。
起きたら寒くないようにと衣が掛けてありました。
誰がしてくれたか問います。
典冠の厚意だったと知ります。
昭侯が行った処遇は、
衣を司(つかさど)る典衣を、
職務怠慢を理由に、
冠を司る典冠を、
職務を越えたことを理由に、
二人とも罰します。
  自分は寒さを嫌わないわけではないが、
  職務を全うしない害は、
  寒さの害より大きい。
昭侯は、
こう言ったと伝えられています。

いわゆる「侵官之害(官を侵すの害」です。


職務を怠った「典衣」のような職員がいたら、
利用者に迷惑をかける。
職務を越えた「典冠」のような職員がいたら、
他の職員が迷惑するし、
自分自身にも心身の負担となる。
・・・ということが言いたかったのです。

職場って、
仕事の分限をキチッと決めて、
その範囲で最大限の努力をする。
そうすることで、
誰もが、
少し楽(らく)になり、
少し楽(たの)しくなるといい。
・・・そういうものだろうと、
そう言いたかったのです。

うまく伝わったかどうか分かりません。
現に、
講演の後、
  やり出したらきりがないし、
  自分と家庭を犠牲にしても後回しにしても、
  やることは際限なくあって
  何処までが仕事か自分でも分からない。
という質問がありましたが、
そのことには明確には答えませんでした。

それは、
一人一人が考えること。
それは、
職場で議論すること。
それは、
上に立つ者が判断すること。

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【昨日の池】

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