【Facebookこぼれ話】「セロ弾きのゴーシュ」2018・10・7(日)
2018年10月08日
劇団あしぶえ5回目
セロ弾きのゴーシュ
見えなかったものが
見えてきた気がする
受付で渡されたアンケートに書いた感想
迫真の演技のおかげで
セロ弾きのゴーシュの本質に迫ることが
少しできたような気がします
凡人には天才の考えることは分からない、
・・・という意味で「少し」
園山土筆さんの、
開演前トークは、
宮沢賢治記念館訪問の逸話でした。
副館長さんに、
こんなふうに訪ねられたそうです。
『銀河鉄道の夜』がどうも分からないのですが、
あの童話のテーマは何だと思われますか?
副館長さんの答え。
実は私も分からないのです。
園山さん、
それを聞いて、
「ほっと安心しました」
でも、
副館長さんが、
次のように付け加えられたそうです。
「賢治は天才ですから・・・」
『三太郎の日記』に、
こんな一節があったような・・・。
凡人には凡人の憂いがあるように、
天才には天才の憂いがある。
私は思います。
凡人には天才の考えていることが理解できず、
天才は凡人に理解させることができない。