【ブログ】「闇」 ２０１８・１０・１１（木）

【蜘蛛（くも）】
曇り空に蜘蛛。

朝の蜘蛛は縁起が良いとか、
夜の蜘蛛はなんとか言いますが、
蜘蛛は蜘蛛です。

【油彩画展】
用事があって、
《タウンプラザしまね》に行ったら、
一階で絵画展が催されていました。

玄関に飾りたい絵が二枚ありました。

一枚は青木繁ふう、
もう一枚は佐伯祐三ふうでした。

【はやくも】
椿谷に椿、
なんの不思議はなけれど。

椿に椿の蕾（つぼみ）、
なんの不思議はなけれど。

１０月のはじめに、
はやくも蕾。

冬がくる前に、
春の準備が始まっている、
自然の営みの不思議を感じました。

【闇】
読みかけだった小説を、
いくつかの場所の、
切れ切れの待ち時間で読み終えました。

ほしおさなえ『活版印刷三日月堂～雲の日記帳～』（ポプラ文庫）

「闇」という語が心に残りました。
　　東京みたいな大都会だけですよ。
　　夜中も昼みたいにあかるいのは。
　　にぎやかですごいな、
　　とは思うけど、
　　人には闇も必要でよね。

夜にも、
人にも、
心にも・・・。

日向ばかり求められると疲れてしまう。
　
　もっと明るく、
　大きな声でハッキリと、
　誰とでも仲良くして、
　自分から積極的に、

小学校のころ、
先生から、
そう言われるたびに落ち込んだ。 

　１００個の漢字を、
　１００回ずつ書いて来なさい。
・・・と言われる方がまだ簡単だった。

【雨の水辺】