よぶこえの引き出し

【ブログ】「いいんじゃないですか」2018・12・1

2018年12月01日

【今日から12月】
『カラー図説 日本大歳時記』(講談社)
「十二月」のページを開く。
  「いよいよ十二月ですね」という。
  時候よりも生活の翳(かげ)が、
  色濃く漂って感じられる挨拶となる。

確かに、
そうだなあと、
言われて気づきます。

他の月は、
「寒くなりましたね」
「もうすぐ春ですね」
「桜が咲いてましたよ」
「毎日、暑いですね」
「あの酷暑が嘘みたいに涼しくなりましたね」
・・・という言葉を交わすことが多いので・・・。

この本から、
十二月の句を二つ。

  なき母を知る人来(きた)り十二月  長谷川かな女

  落ちてゐるからたちの実や十二月  吉岡禅寺洞


12月最初の日、
こんな空です。

ときどき日射しも・・・。

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【いいんじゃないですか】
昨夜は朝酌公民館で講演。
松江二中のPTA研修。

母衣、持田と続いて、
昨夜が最終回。

演題は「中学生と生きる」
今年のテーマは「重ねる」
朝酌地区のテーマは「今の我が子に『育つ(巣立つ)』を重ねる」


講演前

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講演後 

 【ブログ】「いいんじゃないですか」2018・12・1



講演後、
ご質問がありました。

  心配性な自分が心配です。
  子どものことで、
  ついつい心配し過ぎてしまうので、
  それが子どもには良くないのでは・・と。

「いいんじゃないですか」と申しあげました。
「親族の基本構造」を参考にして。

子どものロールモデルは複数が基本。
タイプの違うモデルがいて初めて子どもは成熟する。
家庭でも学校でも、
異なる個性、
異なる考えの大人がいることで、
子どもたちは、
それぞれから学ぶことで成熟する。

いわゆる「一枚岩」は、
子どもが大人の思うように育ったように見えて、
それは「成熟」ではなく「洗脳」されているに過ぎない。
・・・というようなことを話しました。

だから、
家庭に、
「どうしよう、どうしよう」と、
「まあ、なんとかなるさ」が同居していたら、
子どもはまっとうに成熟します。

だから、
「いいんじゃないですか」
・・・です。


どの会場でも、
行き届いた気配りをいただきました。

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【昨日の日暮れ】

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