(【ブログ】「斜めの教育」2018・12・18
2018年12月18日
【今朝の空】
今週の中では、
今日が一番、
冬らしい天気だそうです。
さっき、
テレビが言っていました。
【斜めの教育】
このごろ、
読み終えるのがもったいなくて、
小出しに読んでいた本を、
昨夜、
とうとう読み終えてしまいました。
安藤寿康『なぜヒトは学ぶのか~教育を生物学的に考える~』(講談社現代新書)
私には、
新しい視点でした。
私には、
ユニークな切り口でした。
私には、
斬新な発想でした。
私には、
目からウロコの指摘でした。
私には、
興味の湧く実験でした。
私には、
誰かに話したくなるような新知識でした。
保育園や幼稚園では、
最近、
この本を話題にすることが増えました。
乳幼児と親との関わりについて、
ついつい、
言ってみたくなる話が多いので・・・。
その中から、
一箇所だけ引用します。
でも、
乳幼児の話は、
とっておきの話なので、
ここには引用しないで、
残しておきます。
これは文字通り、
「寄り添う」教育、
あるいは、
「斜めの教育」といえないでしょうか。
学習者が、
すでに、
あることがらに、
かなり集中して関わっているとき、
教師は、
その目の前に立って、
こっちを見ろ、
私の言うことを聞け、
と関わるより、
脇に寄り添って、
その様子を見守ったり、
自分も、
同じことを、
ちょっと上のレベルでやって見せ、
学習者が、
それに関心を示したら、
そのときに、
伝えたいことを、
強調して表現することで技能を伝えるほうが、
学習者の動機づけも維持されやすく、
また学習効率もよいのでしょう。
【昨日の夕空】