よぶこえの引き出し

【ブログ】「春の準備」2018・12・21

2018年12月21日

【春の準備】
昨日の庭、
歩いてみると、
もう、
春の準備が始まっています。

《紫陽花》

 【ブログ】「春の準備」2018・12・21



《梅》

 【ブログ】「春の準備」2018・12・21




【補って余りある】
これも仙台で買った本。
昨日、
一日かけて読みました。

三田晃史『偉人を生んだ ざんねんな 子育て』(高陵社書店)

筆者は産婦人科医だそうです。

 【ブログ】「春の準備」2018・12・21



取り上げられた七人に関する記述から、
一箇所ずつ引用します。

《黒柳徹子》
  校長の小林先生は、
  初めて会ったとき、
  彼女の止まることのない話を、
  嫌な顔一つもせず、
  4時間も聞いてくださったそうです。


《湯川秀樹》
  しかし、
  幸運だったのは、
  甘えを受け止め、
  周りの低い評価とは反対に、
  彼の本質を理解し、
  高く評価し、
  彼の自己評価を向上させた祖母、
  そして、
  知的好奇心の満たし方を教えた祖父が、
  同居していたことでしょう。


《曽野綾子》
  不幸は、
  れっきとした私有財産である。
  いかなる人生からも学ばないときだけ、
  人は、
  その悲運に負けた事になる。


《井上 靖》
  祖母に懐いてしまった以上、
  親もとに帰る気持を失くしてしまったことは、
  自然であると言うほかない。


《河合隼雄》
  中学校とか高校の教師は、
  同じことを教えているので、
  自分たちが進歩しなくなる。
  なんにも進歩しない人間というのは魅力がない。


《アガサ・クリスティ》
  人生の中で出会う最も幸せなことは、
  幸福な子ども時代を持つこと。


《チャールズ・チャップリン》
  いくら駄々をこね、
  泣き叫んでも、
  お母さんが、
  当初の方針を貫いて、
  お菓子をあげないでいると、
  子どもはしばらくは駄々をこねて、
  泣くかもしれませんが、
  いつかは泣き止み、
  我慢することを覚えます。
  お母さんが一度示した方針は、
  泣いても駄々をこねても、
  変わらないことを学習するのです。


この七人は、
それぞれ、
理想的な家庭で育ったわけではありませんでした。
「ざんねんな子育て」の中で子ども時代を生きました。
でも、
それを補って余りある愛と導きが、
彼らを「偉人」にしたのです。



【昨夜の月】
満月は23日だそうです。

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【今朝の空】
濃霧です。
ほぼ真っ白です。

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