【ブログ】「冬至」２０１８・１２・２３

【冬至の一日】
昨日は、
曇天発、
曇天経由、
曇天着、
そんな冬至の一日でした。 

【柚子湯】
冬至には南瓜、
冬至には柚子湯、
子どものころは、
それが決まり事の冬至でした。

今年は、
あちこちから、
たくさんの柚子をいただきました。

少し残して、
昨夜の風呂に入れました。

久しぶりの柚子湯をしました。

柚子湯、
柚子風呂とも、
冬至湯とも、
冬至風呂とも言うそうです。
『カラー図説　日本大歳時記』（講談社）に、
そう書いてありました。
そこから、
一句だけ引用します。
　　子の夫婦泊まらす柚子湯繰り上げて　　篠田悌二郎

　　

【紙上歌壇】
先週の紙上歌壇、
「わっかるなあ～」と、
思いを重ねた歌を並べます。

《朝日歌壇》
　　理不尽というゴツゴツした苦いもの飲み込み大人はきちんと笑う　（富山市）松田わこ

　　妹にウソつかせたくない母は何も聞かずに「お風呂ね」と言う　（富山市）松田梨子


《読売歌壇》
　　ふたたびは読む気力なし徹夜して読みし記憶の『ジャンクリストフ』　　国分寺市　松島　務

　　もしかして読むかも知れず旅に持つ鞄の底に夏目漱石　　所沢市　鈴木照興


《毎日歌壇》
　　バイバイを言わされている携帯の向こうで孫は多分手を振る　　宇陀市　牧野文子

　　一冊の本をひたすら探すうち いつのまにやら本棚整理す　　守口市　小杉なんぎん


《山陰文芸》
　　背に余るランドセル揺すらせて此の里一人の小学生ゆく　　松江　小川隆敏

　　おさな子が「ママ、ぎゅっして」と甘えてる秋桜ゆれて母と子抱く　　出雲　濱田佐知子

　　仕上がりし今日のクッキー カラカラと乾いた音して娘の帰り待つ　　益田　山藤律子




【昨日の小梅】
　　

【今朝の空】
今日も曇天で始まりました。
経由と終着は昨日とは違うそうですが・・・。