よぶこえの引き出し

【ブログ】「琴線語」2019・2・2

2019年02月02日

【予報通り】
予報通り、
日射しもあります。
でも、
雲も多い朝です。

予報通りなら、
明日は雨です。

【ブログ】「琴線語」2019・2・2




【琴線語】
昨日から、
新しいノートです。

先月下半期の朝日新聞「折々のことば」から、
琴線に触れた琴線語を・・・。。

《点(とも)る)
  かあさんって、
  ぼくがうれしいと、
  いつもうれしいっていうんだね。
             (戸田和代の絵本『きつねのでんわボックス』より)

鷲田清一さんのコメント。
  子狐を亡くし憔悴(しょうすい)している母狐。
  通りかかった電話ボックスで、
  少年が、
  遠くで入院している母親に、
  今日あったことを、
  嬉しそうに伝えていた。
  ある夜、
  電話が突然使用中止となり、
  母狐は、
  新しい電話ボックスに化けた。
  内で響く少年の弾んだ声。
  それが、
  母親の哀しみを溶かせることを身をもって知り、
  母狐の心に再び灯りが点る。



《零(こぼ)れる》
  「涙」とは、
  「心のメイク落とし」で、
  ちょうど肌と同じような具合で、
  休ませてくれるものなのかな、
  と思いました。
          (ある雑誌編集者)

これも、
鷲田清一さんのコメントを添えます。
  人は、
  悲嘆に暮れて涙を流すというよりも、
  涙が零れるという出来事に、
  身を委(ゆだ)ねるのではないか。
  零れるという自然に抗(あらが)うことなく。
  流すまいとこらえると、
  こんどは人が、
  その姿を見て涙を流す。
  涙腺(るいせん)がゆるむともいうが、
  身体を弛緩(しかん)させることで、
  感情の澱(おり)を洗い流す。
  人は、
  ときに、
  生理に救われる。


「広辞苑」第七版を開く。

  おり【澱】液体の底に沈んだ滓(かす)。

  せいり【生理】生物体の生活現象と生活原理。

難しい解説だなあと思いました。
なので、
「明鏡 国語辞典」(大修館書店)も開きます。
  せいり【生理】生きて活動する生物体に生じる諸現象や、生命を維持するための諸機能。
         また、その原理。

心理との違いで、
簡単に言うと、
思ったり感じたり考えたりして救われるのではなく、、
身体そのものが持っている働きによって自然に救われる・・・ということかな?



【定期健診】
増えた体重、
高い血糖値から、
推して知るべしのA1cでした。

基本に戻って、
食事療法と運動療法の徹底に努めようと思いました。



【昨日の冬】

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