【動(やや)もすれば】2019・5・11
2019年05月11日
《動もすれば》
昨日の午後、
タウンプラザしまねに行き、
「第22回 甲子会篆刻展」を鑑賞しました。
こんな作品がありました。
「動如参与商人」
「動もすれば参と商との如し」
「ややもすればさんとしょうとのごとし」
「どうかするとオリオン座とサソリ座のようだ」
杜甫の「贈衛八処士」の一節だそうです。
気になりました。
よく分からないので、
ものすごく気になりました。
今も気にかかっています。
他にもメモして帰った作品がありました。
「従善如流」
「善に従うこと流るるが如し」
「ぜんにしたがうことながるるがごとし」
「よいと知ったならば、水の流れるように早くこれに従っていくべきである」
『春秋左氏伝』一節だそうです。
「一笑百慮忘」
「一たび笑えば百慮忘る」
「ひとたびわらえばひゃくりょわする」
「一つ笑うと多くの悩みを忘れることができる」
出展は明らかにされていませんでしたが、
作者の好きなことばだそうです。