【折々のことば】2019・7・2
2019年07月02日
《日々のノート》
月が変わると、
必ずすること。
カレンダーを新しい月にする。
ついでに残りの枚数をめくって今年を確かめる。
あと6ヵ月だなぁ~としみじみ思う。
日々のノートを新しくする。
「今日から7月だぁ!」と口に出して言う。
今月の予定を確認する。
そういうことで、
日々のノートが、
7月になりました。
《折々のことば》
6月後半のノートから、
これ、いいなぁ~と思った言葉を選びました。
6/16
世界中の人がお前を悪いと言うなら、
世界中が間違うとる。
(西原理恵子の父)
鷲田清一さんのコメント。
高校を強制退学になった日、
二番目の父は、
家できちんときものを着て待ち、
ひしと抱きしめてくれたと漫画家は言う。
「みっともない」などとは言わず、
猫かわいがりというか、
自分の存在を無条件に認めてくれたと。
この経験は大きい。
自分を否定しないですむし、
いくら何でもそれは言い過ぎだよと、
以後、
自分を過大に評価することもなくなるだろう。
6/17
一見、
眉間(みけん)にシワが寄ったり、
ムッとするような言葉こそ、
実は、
自分を助けるフレーズになるかもしれない。
(壇蜜)
6/26
新品の真白い紙を目の前にすると、
自分が生まれる以前のことから、
責任をとらされえうようで、
居ごこちが悪くなる。
(大竹伸朗)
《休憩》
昨日の赤とんぼ。
ええ?
もう秋?
彼等は敏感で繊細だと思います。
真夏に向かう季節の中で、
微かなる、
秋の風を感じているのでしょう。
《おまけ》
最近のTwitter「琴線に触れた一文」から、
とっておきを載せます。
6/17
いきていたらいいこといっぱいあるって
むかしのわたしにいうてやりたい
(今橋 愛「そして」)
6/19
帰り道は、
学校に通う子どもたちの全員が、
例外なしに持っているものです。
(森 絵都「『帰り道』の風景」)
6/30
帰って来て、
この笑顔に会えてよかった。
(原田マハ「旅屋おかえり」)
7/1
生まれてくる時も一人、
死ぬときも一人、
というが、
産むときも一人。
(山陰中央新報「『ペンと乳(乳)」読者交流の集い“こだまの会”」)
7/2
誰かが私を好きって、
いい感じ。
(カーペンターズ「雨の日と月曜日は」)