【利休曰わく】2019・9・6
2019年09月06日
《利休曰わく》
花が重くて、
絵だがたわんできましたので、
切り取って生けました。
無造作に生けたら、
いささか乱暴でした。
ふと、
利休七則を思い出しました。
利休曰わく、
花は野にあるように生け
野にあるようにとは、
どういうことだろう。
姿形のことでしょうか?
風情たたずまいの意味でしょうか?
魂のことを言っているのでしょうか?
野にあるように生けるのなら、
そもそも生け花の意味がなくなるような気もします。
そうであるなら、
手折るより、
やはり野に置け
れんげ草