【来客】２０１９・９・２７

《来客》
雨の中、
来客がありました。

一人は電気屋さん。
もう一人は本屋さん。

電気屋さんは、
新しいパソコンを持って来てくださいました。

あっという間の設定、
いくつかの余分なお願いも、
流れるような操作でやってくださる。

しかも、
説明は懇切丁寧。

そのときは分かったつもでいたのに、
お帰りになった後、
一人で操作してみると、
それがまったくうまくいかないのです。

教育とは、
教え込むものではなく、
学び取るものだなと思いました。

教えられたことはすぐ忘れるが、
学んだことは忘れない。 

本屋さんは、
当然のことながら、
本を届けていただきました。

その中から、
絵本を一冊。

先日の新聞に、
こんな広告が載っていましたから・・・。
　　参観日に自分の長所を発表する事になった僕。
　　でも、
　　いくら考えても思い出すのは友達の良い所ばかり。
　　僕には良い所がないんだと泣きそうになったその時、
　　先生が教えてくれたのは、
　　自分では気付かなかった僕の素敵な良いところ。

くすのき　しげのり・さく
石井聖岳・え
『ぼくはなきました』（東洋館出版社）

ネタバレにならないように、
注意して引用します。 

　　ぼくは、
　　かんがえました。

　　あたらしい　けしゴムを　みながら　かんがえました。

　　けしゴムを　にぎって　かんがえました。

　　けしゴムを　ぎゅーっと　にぎって　かんがえました。

　　ぼくは、　なんだか　すこし　なきそうに　なりました。

　　ほんとうに　ちょっとだけ
　　なみだが　でてしまいまいした。


同じシリーズ、、
「学校がもっと好きになる絵本」シリーズには、
ほかにもこんな絵本があります。

　　
『いまから ともだち』
『おさがり』
『ぼくとマリナちゃん』

読んでみたくなりました・