【心さわぐ青春の歌】２０１９・１０・３

《ＳＮＳ》
このごろ、
電話やメールやラインなどなどで、
よく言われます。

　　このごろＳＮＳで見かけませんが、
　　お元気ですか？

　　Facebook、
　　このごろ投稿ありませんね。
　　お変わりありませんか？

　　facebookでもインスタでも、
　　見かけなくなったので、
　　生存確認の電話しようと思っていました。


先日は、
お手紙をもらいました。
出産予定日が近づいたということと、
生まれたら遊びに行きますということ。 

この手紙も冒頭は、
　　最近
　　インスタグラムの更新がないので
　　気になっているところです。


そういえば、
もう二か月以上、
この二つ、
ＵＰしていません。

要するに、
目の前に、
ＳＮＳに写真をＵＰしたいと思うような、
心さわぐ光景がないからでしょう。


ロシア民謡の「心さわぐ青春の歌」
学生のころ、
わけもなく好きでした。

特に3番。
　♪誰でも一度は　恋をするものさ
　♪嵐の中をも　恋はつらぬく
　♪雪や風　星も飛べば
　♪わが心は　早や遠き地に


昔から、
人であれ物であれ、
心さわぐ存在には近づき、
心ざわつく存在には距離を置いて来ました。


昨日、
送られてきた、
ＮＰＯ法人『ポコ・ア・ポコ』の機関誌「ポコ・ア・ポコ」８９号に、
初めて目にする言葉があって、
大いに心がさわぎました。

「心さわぐ青春の歌」が、
心の奥で響きました。

「ネガティブ・ケイパビリティ」
「ポジティブ・ケイパビリティ」
「ノンリニア思考」
「リニア思考」

帚木蓬生さんの著書、
「ネガティブ・ケイパビリティ～答えの出ない事態に耐える力～』にあるそうです。

ネガティブ・ケイパビリティとは、
　　どうにも答えの出ない、
　　どうにも対処しようもない事態に耐える力

　　性急に証明や理由を求めずに、
　　不確実さや不思議さ、
　　懐疑の中にいることができる能力。
のことだそうです。

それに対して、
ポジティブ・ケイパビリティは、
　　問題が生じれば、
　　的確かつ迅速に対処する能力。

そしてそれは、
　　事の原因を緻密に分析し、
　　知識を総動員して、
　　早期にストレートに解決を図るリニア（線型）思考につながる。
とあります。

その反対が、
ノンリニア（非線型）思考。

宙ぶらりんの状態を回避せず、
その状態のまま耐え抜く能力。
残念ながら、
私には欠如しています。



《心さわぐ秋》

《心さわぐ朝》