よぶこえの引き出し

【ナースのチカラ】2019・10・5

2019年10月05日

《ナースのチカラ》
昨日、
「フォアミセス」(秋田書店)の最新号を届けていただきました。

«ぜんぶ新作&よみきり≫ですので、
ぜんぶ読み切りました。

 【ナースのチカラ】2019・10・5




その中から一つ、
広田奈都美「ナースのチカラ」

情熱も、
愛想も、
実力も、
根性もある持田看護師の言葉が心にささりました。

  人生の週末を迎え
  彼は自分の行いを
  悔やんでいます

  存在と
  心の痛みを 
  感じていると
  思うんです

  病によって
  人は
  丸裸になるんです

  ええ・・・
  会うだけでいいんです
  許す必要もないし
  あなたは
  親を
  見捨てる権利がある

  放っておいたほうが
  よかったのかもしれない

  そんなの
  自業自得と
  切り捨てる手もあった

  あるいは
  これは
  看護師の仕事じゃないと
  言うこともできたけど
  私たちの思う範囲を越えたものを
  患者さんは
  持っている

  それを
  信じずには
  いられない時がある



《白衣の力》
読みながら、
以前、
私が患者の会で話した言葉を思い出しました。

  白衣に力があるのではない。
  白衣を見る者が力を感じるのだ。

  誰が言っても希望を感じるのではない。
  白衣が言うから希望を感じるのだ。


《最上の命医》
先日、
斎藤工が主演したドラマが放映されました。

『最上の命医』

ドラマのクライマックスで、
彼がきめのセリフを言います。
  見殺しにするなら、
  人殺しの方がいい。

そう言って、
誰も不可能という手術に向かいます。



《希望》
このごろ、
毎夜、
ユウガオが咲きます。


誰も見ていないところで、
ひっそり花をつけて、
日が昇るとしぼみます。


こういうことにも、
何かしらの希望を抱きます。

世の中が、
どんなに理不尽であろうが、
時代が、
どんなに混乱に向かおうが、
確かなる希望はあるのだと、
ささやかであっても、
確かなる希望を感じます。  

 【ナースのチカラ】2019・10・5



《今朝の空》
今朝の空です。
ここにも、
希望があります。

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