よぶこえの引き出し

【続々々・10月12日】2019・10・17

2019年10月17日

《続々々・10月12日》
2011年10月12日は、
新幹線とやくもの中で読んだ本のことを書いています。
大阪に出張した帰りの夜のことです。

読んだ本は、
麻生ハミルトンの『三時のわたし』(本の雑誌社)

2010年1月1日から、
2010年12月31日までの一年間、
毎日午後三時に何をしていたかを、
絵と文で記録したものです。

たとえば、
こんなふうです。

  1月2日(土)
   正月なので、
   親戚が集まって、
   座敷でご馳走を食べている。
   私は胃を壊しているので、
   少ししか食べられない。


  3月15日(月)
   気がふさいで布団から出られない。

これをまねて、
「午前0時のわたし」を綴っています。
  10月12日(水)
   やくもが安来駅を出たところ。
   あと10分ほどで松江という車内放送。
   目がしょぼしょぼする。
   でも、
   頑張ろうと思う。
   帰ったら一仕事。
   
   東高の受験生たちの大半は。
   まだ起きているに違いない。

   だって、
   やくもの中にも、
   こんなにたくさんの乗客が、
   疲労をまとって座っている。 
        (『よぶこえ 最終章』より)


「10月12日」は、
これでおしまいです。

 【続々々・10月12日】2019・10・17




《今朝の朝日》
早朝から、
松江駅に用事があったので、
新大橋からの朝日。

 【続々々・10月12日】2019・10・17
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