よぶこえの引き出し

【ことば】2019・10・21

2019年10月21日

《ことば》
今日の言葉を、
『大切なことに気づく 365日 名言の旅』(ライツ社)
  人生の幸せは、
  ささいなことの積み重ねでできている。
  小さな、すぐに忘れてしまうような、
  あたたかいキス、微笑み、
  優しいまなざし、心からのほめ言葉、
  そして数えきれない、
  ちょっとした楽しい考えや、
  嬉しい気持ちといったものだ。
     (サミュエル・テイラー・コールリッジ:詩人)


今月上半期の言葉を、
朝日新聞「折々のことば」から。
  
10月1日
  おそらく、
  乳を飲むと同時に、
  実にいろいろなことを知る為事(しごと)をしているに相違ない。
                         (戸井田道三)


10月4日
  あさってから手紙がくるよ
  あしたのことが書いてある
  あしたってつまりきのうのこと
  あしたのわたしはごきげんですか
           (多田智満子)
続きがあるそうです。
  おとといからも手紙はくる
  きのうのわたしはごきげんですか

  わたしをあしたに渡しかね
  すすむつもりであとすさり 

明後日からみたら、
明日は昨日。
だったら、
今の私が知らない明日のことが分かっている。

一昨日からみたら、
昨日は明日。
一昨日の私は、
今の私の昨日を知らない。


10月5日
  みんな勘違いしてんだ。
  人生に物語はねえの。
  ぶつぶつ、
  ぶつぶつ、
  途切れ途切れに、
  脈絡のない物語が起こるばっかで
           (谷 賢一)


10月14日
  努力とは息をするように続けられること、
  無理をしないこと、
  息をすることです。
               (永瀬拓矢)


おまけに9月29日の言葉。
  いったい若い者のやらかす無意味なことほど、
  意味深いものはありません。 
                 (関口存男)


東京でラグビーの準々決勝があった翌日、
今月上半期のノートを閉じました。
そして、
ノートも昨日も、
書庫の棚にしまいました。

そうして、
季節は、
静かに静かに凋落していきます。

 【ことば】2019・10・21  【ことば】2019・10・21
ページトップへ