【年を経て】2019・10・27
2019年10月27日
《年を経て》
20年前に、
女子高校生が答辞で口にした言葉を、
昨日、
男子高校生が挨拶で口にしました。
桜桃梅李(おうとうばいり)
桜は桜のままでいい。
桃は桃で、
梅は梅で、
李は李のままでいい。
みんなちがってみんないい。
人と競争して勝った喜びより、
自分の持って生まれた可能性を、
精一杯花開かせたときに、
心から喜ぶ。
そういう人間でありたい。
こんなことも言っていました。
「違いは間違いではない」
年を経て受け継がれる言葉と心と生き方。
春秋に富んでいるということは、
こんなにもすばらしいことなのだ。
魂が健全だということは、
こんなにもすてきなことなのだ。
《今朝の空》