よぶこえの引き出し

【視点】2019・11・4

2019年11月04日

《視点》
読書灯の明かりで、
文庫本を読みました。

吉本隆明『詩の力』(新潮文庫)

【視点】2019・11・4



いわゆる詩人のほか、
中島みゆき、
松任谷由実、
宇多田ヒカル、
俵万智、
などという人も取り上げられています。

その中から、
中島みゆきと松任谷由実について書かれた箇所を、
少しだけ引用します。

    70年代がどういう時代だったかというと、
    私の言い方では、
    日本の都会が超都会へと、
    急激に高度化しつつあった時代ということになる。
              (中略)
    私の印象でいえば、
    中島さんの歌には、
    都市が超都市へと変わっていくことへの、
    不安や変わる以前への懐かしさが、
    色濃くあるように思う。
    逆に、
    松任谷さんの歌には、
    名残惜しさは少しだけで、
    大部分は都市が変わっていく感性を肯定しているように感じる。


この二人に関しての、
こういう視点、
初めてのことです。


《昨日》

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《昨夜 》

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《今朝》
 

【視点】2019・11・4
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