よぶこえの引き出し

【大刷新】2019・12・23

2019年12月23日

《大刷新》
先日の新聞に、
「現代用語の基礎知識』(自由国民社)が、
大刷新されたと報じられていました。
  1948年の創刊以来の「大刷新」

編集部の大塚陽子さんのコメントも紹介されています。
  今年がどんな年だったのか、
  言葉を通して理解していただく手助けとなるような一冊でありたい。
  新しく生まれた本誌は、
  どこから読んでも楽しんでいただけるように作った。

そのコメント通りの一冊でした。   

 【大刷新】2019・12・23



『「見えない」ことにされている人たち』の項目に、
『見えない偏見の化学』の著者、
栗田季佳さんが、
障がいのある人を取り上げています。

展示場に行っても見ることができない、
学校に行ってもただ座っているだけ、
映画を見に行っても内容がわからない。

次第に、
そういう場所から障がいのある人を遠ざけててしまう。
そして、
そういうことが続けば行くことを諦めさせてしまう。

そうであってはならないと、
  障害に合わせた環境を整えれば、
  次第に人が集まるが、
  その場が別に用意されてしまえば、
  既存の環境は維持されたままである。
  (例えば、特別支援学校と小中学校)

  家や施設を出たい、
  普通学級で皆と一緒に学びたい、
  介護者をつけて就労したいなど、
  既存の環境に個別の調整を求めると、
  とたんに壁にぶつかることになる。

  「なぜ一人のために」
  「そこまでしなくても」
  「これができたら認める」など、
  求めてきた相手を見て拒否したり、
  条件付けしたりするが、
  本当は、
  求められている側を見つめるべきなのだ。

正論と思います。
まっとうな意見だと思います。




《アンコン》
夕方は、
(アルテピア)でアンコン。

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