よぶこえの引き出し

【クリスマスの便り】2019・12・26

2019年12月26日

《今朝》
未明からずっと雨です。
静かに静かに降っています。

 【クリスマスの便り】2019・12・26



《クリスマスの便り》
昨日、
探し物をしていたら、
探していないものを見つけて、
しばし物思いしました。

30年前の手紙でした。
私の母宛の手紙でした。
嫁が島の夕日が描かれた便箋が三枚。

私の母のことを「おばあちゃん」と呼び、
私のことを「おにいちゃん」と呼んでいた子からでした。
最初と最後の、
ほんの一部分を引用します。 

  おばあちゃん、
  お久しぶりです。
  元気ですか?
  この前、
  おばあちゃんちへ行ったのは、
  夏休みだから、
  ずいぶんごぶさたしています。
  私も今年は3年生なので、
  進路について、
  いろいろ模試があったり塾に行ったりと、
  忙しく毎日を過ごしています。

4月に入学できた高校に、
私が転勤してきたら楽しいだろうなと書いています。

  今年中にもう一度、
  おばあちゃんちに行くつもりです。
  その時はいっぱいお手伝いしてあげるからね。
  仕事用意して待っててくださいね。

  冬なのに暖かかったり寒かったりと、
  風邪をひきやすいので、
  体に充分気をつけてください。
  では行くときにまた電話します。

日付は12月11日です。


一人暮らしの母に、
受験前の高校3年生が、
こんなふうに寄り添ってくれている。
心の芯がほっと温もりました。


昨日、
何通かのお便りが届きました。

その中に、
講演の礼状がありました。
クリスマスカードでした。

こんな一文があって、
奇しくもクリスマスに届いたので、
心にしみました。

  キリスト様の話は感銘を受けました。

この歌のことだと思います。
 ♪あのときみていたのか
 ♪しゅがくぎをうたれるのを
 ♪ああ いま おもいだすと
 ♪ふかいふかいつみに
 ♪からだがふるえてくる

 【クリスマスの便り】2019・12・26



《昨日》 

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《昨夕》 

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