【ありがたきもの】２０２０・１・1

《ありがたきもの》
「枕草子」第七七段に、
清少納言が書いています。
　　ありがたきもの
　　舅（しゅうと）にほめらるる婿。
　　また、
　　姑（しゅうとめ）に思はるる嫁の君。
　　　　めったにないもの
　　　　舅にほめられる婿、
　　　　また、
　　　　姑にかわいがられる嫁君。
　　　　　　（『日本古典文学全集 １１ 枕草子』小学館）


娘たちの夫、
私たちからみれば婿たち・・・が、
そのいわゆる「ありがたきもの」です。
そうであるがゆえに、
心からありがたいことに思います。

年末、
我が家で一緒に過ごして、
心にしみて、
そう思いました。

娘たちが、
願わくは、
姑にも舅にも家族にも、
「思はるる嫁の君」であってほしい・・・、
それが元旦の親の思いです。　 



《元旦の朝》

《昨日》
うちそろって、
松江歴史観の「きはる」で、
ゆったりとしたひとときを過ごしました。