【初詣】2020・1・3
2020年01月03日
《初詣》
元日は用事があったので、
昨日が初詣。
《初学び》
必要があって、
過去の入試問題を探していたら、
2005年の慶応大学の問題に目が留まりました。
一部を引用します。
「一対一対応」という考え方があります。
「あるひとつのことがらが、他のひとつのことがらだけに対応する」
という意味で使われます。
そこで、
まず、
その「一対一対応」という考え方を使った例を挙げます。
それを読んだうえで、
後の設問に答えなさい。
《例》
「問題」
公民館の畳敷きの大広間に、
幼稚園児をたくさん集めたところ、
70人~100人ぐらいの園児が集まりまった。
正確に人数を知りたいと思ったが、
走り回っていたり、
泣いている子もいたりして、
並べるのは一苦労である。
しかも、
何人かは、
手洗いに行っているらしい。
さて、
どのようにすれば、
短時間で園児の数を数えられるか。
「答え」
玄関に脱ぎ捨てられてある小さな運動靴などの履き物を並べて数えると、
履き物一足につき園児ひとりが対応するから、
素早く正確に数えることができる。
《設問》
前記の例のように、
「一対一対応」という考え方を使って解く問題と、
その答えを考えなさい。
あなたが作った問題を解くのは、
日本の中学生、高校生と想定してください。
別の言い方をすれば、
中学生・高校生が、
その問題を解くことによって、
「一対一対応」の考え方が学べるような問題を求めています。
(中略)
問題は150字以内、
答えは100字以内で書いてください。
新しい発想の小論文問題でした。
そして、
「一対一対応の考え方」
新たなる学びでした。
《今朝の空》
《昨日》