【昨日】２０２０・２・２

《昨日》
今日、
２月２日は、
２０２００２０２です。
２月２０日は、
２０２００２２０です。
２月２２日は、
２０２００２２２です。

でも、
これから書くことは、
すべて昨日のこと。


昨日、
何年ぶりかで訪れた家で、
庭で実った蜜柑をもらいました。

温州ミカンと八朔を掛け合わせて作った蜜柑だそうです。
なんとかいう名前でしたが、
帰り道、
すっかり忘れてしまいました。 

昨日、
庭に点在していた石を、
一か所に集めていたら、
こんな石を見つけました。

飼っていた亀が死んだので、
下の娘が墓石をこしらえたのだと思います。

そういうことをこまめにする子でした。

そういえば、
よく家族会議を招集していました。

パソコンで打ち込み、
プリントアウトした紙を、
家族に配っていました。

会議の日時、
会議の場所、
会議の議題。

議題のほとんどは、
新しく我が家にやってきた亀の名前を何にするか？
・・・でした。

今から思えば、
そういう時期が、
我が家の花でした。

でも、
それは世阿弥が言うところの「時分の花」です。
いわば、
時期がもたらしてくれる花です。

その時期を過ぎてしまえば、
色あせて、
やがては消えてしまう花です。

子どもたちが家を離れ、
それぞれ家庭を持った今こそが、
世阿弥が言うところの「真実（まこと）の花」を築くときなのかな？
・・・と思ったりもします。

意志と努力と愛と縁で作り上げる花なのだ・・・と思います。 

昨日の池。 

昨日の玄関。 

昨日の日暮れ。