よぶこえの引き出し

【雪月花】2020・2・6

2020年02月06日

《雪》
昨日の夕方は霰でした。
深夜になって積もりました。
朝は真っ白です。

今年は、
秋まで降らないと思っていました。

でも、
ちゃんと降りました。
そして、
ちゃんと積もりました。

自然は律儀だなあと思います。
季節は実直だなあと思います。

テレビが松江の積雪は7cmと言っていましたが、
庭で測ると7.5cmになっています。
今も降り続いていますから、
今日のうちには、
あと数cmは積もると思います。


雪で思い出す詩歌。
いずれも教科書に載っているものばかりです。

  さいはての駅に下り立ち
  雪あかり
  さびしき町にあゆみ入りにき  石川啄木

  太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふり積む
  次郎を眠らせ、二郎の屋根に雪ふり積む  三好達治

  降る雪や明治は遠くなりにけり  中村草田男


教科書で教えたから頭に残っているのでしょう。
教科書で習ったから心に残っているのでしょう。
雪深い処に生まれ育ったから体が懐かしく思うのでしょう。



昨夕の雪。 

【雪月花】2020・2・6



深夜の雪。 

【雪月花】2020・2・6



今朝の雪。 

【雪月花】2020・2・6



《花》
夕方の散歩で見つけた白梅。 

平安時代以降、
花と言えば桜でしょうが、
奈良時代以前、
花と言えば梅でした。

【雪月花】2020・2・6



《月》
昨夜の運動で見上げた月。
台所のカレンダーによると、
月齢12.2でした。

9日が満月だそうです。

あと3日でまん丸くなるでしょうか?
でも大丈夫、
自然は律儀ですから。
宇宙は実直ですから。

【雪月花】2020・2・6
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