よぶこえの引き出し

【知恵】2020・2・7

2020年02月07日

《積雪》
今朝の新聞を見たら、
松江の積雪は14cmだったそうです。
我が家の庭は最大8cmでした。

昨日の話です。

【知恵】2020・2・7




《難渋》
歩いて買い物に出ました。
車道には雪はありませんでしたが、
歩道は雪と雪解けと水たまりで、
歩きにくいこと、
この上なし・・・でした。

本を届けてくださった方が、
歩きにくいですよと教えてくださいましたが、
まさにそのとおりでした。

ほとほと疲れて帰りました。

昼下がり、
階段の雪かきをしました。
たった30分だったのに、
どっと疲れました。 

これも、
昨日の話。

【知恵】2020・2・7



生きにくさとか、
生きづらさとか、
そういう感覚は、
こういう日常の小さなことの堆積なのかなと思いました。 

生活していくために避けて通れない、
そうした一つ一つが積み重ったものなにでしょう。


でも、
ソファに座って、
庭の雪を見ていると、
そんな難渋を忘れて、
ああいいもんだと思います。

【知恵】2020・2・7



《知恵》
雨宮ゆか『花ごよみ365日』(誠文堂新光社)
花といっても、
すべて、
日々の生け花の写真です。

2月5日は「黄色から、始まる春」
 花:山茱萸(さんんしゅゆ)、ビオラ
 器:メジャーグラス〈イギリス〉

添えられた言葉がすてきです。
  初春の花は、
  黄色が多い。
  まだ数の少ない虫や鳥が、
  みつけやすい色なのだという。
  生きていくための植物の知恵。
  春浅い林に咲く、
  山茱萸も、
  黄色。


動かない植物が、
命をかけて、
生きるための知恵をしぼっている。
命を次代につなげる知恵を働かせている。

難渋を辛がったり、
その生きづらさを愚痴ったりもいいけれど、
人間としての知恵を見つけよう。
・・・と自分にひとりごちました。




《雪の黄昏》

【知恵】2020・2・7



《雪の今朝》 

【知恵】2020・2・7
ページトップへ