よぶこえの引き出し

【清明】2020・4・4

2020年04月04日

《清明》
台所のカレンダー、
今日の欄に「清明」とあります。
  清明(せいめい)
   天地万物の気が満ち、
   清く明らかになる。


『イラストで楽しむ 日本の七十二候』(KADOKAWA)には、
  清明(せいめい)
   春の暖かな日差しを受け、
   天地万物が清らかで生き生きとするころ。
   「清浄明潔」を略したものが清明です。


『日本の四季と暦』(Gakken)では、
  清明(せいめい) 
   文字通りに訳せば、
   清く明らかなこと。
   転じて、
   すべてのものが清らかで生き生きとする頃をさすようになった。


『日々の歳時記』(PHP)の4月4日、
  晩春
  二十四節気 清明(せいめい):清々しく明るさに満ちあふれる
  七十二候  玄鳥(げんちょう)至る:燕が南から渡ってくる
  今日の名句 人恋し灯ともし頃を桜散る  加舎白雄
  今日の季語 清明・麗(うらら)か
         清明の路ゆく媼(おうな)が念珠かな  飯田蛇笏
         うららかにきのふはとほきむかしかな  久保田万太郎
         うららかや猫にものいふ妻のこゑ  日野草城 


『カラー図説 日本大歳時記』(講談社)で締めくくり。
  清明(せいめい)
   二十四節気の一つ。
   陰暦三月の節で春分から十五日目、
   すなわち四月五日ごろにあたる。
   清浄明潔の略ともいわれ、
   東南風の吹く春のよい季節という意味である。
    挿木(さしき)して清明の日の風呂焚けり  皆川白陀



清明の日の朝
  空

【清明】2020・4・4



  花(カロライナジャスミン) 

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《おまけ》
昨夕の空 

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