よぶこえの引き出し

【感想】2020・4・4

2020年04月04日

《感想》
不要不急の外出を自粛して、
書斎にこもって、
過去8年間の講演の感想、
約3000枚を読み返しました。

改めて読むと、
じっくり時間をかけて読むと、
いろいろ書かれているなあと思いました。

もちろん、
肯定的な感想が多いのですが、
そうでない感想もありました。

よく、
心が折れなかったものだと、
今になって思います。


笑顔がない。
顔が恐い。
言葉にトゲがある。
次回は優しい言葉を選ぶ人にしてほしい。
疲れているときに聞くのはキツい。
話題が多くてまとまりに欠ける。
話の内容に違和感を覚える。
歌は余分だ。
人権講演会で歌を歌うのはいかがなものか?
演題と内容がマッチしていない。
演題の意味が分からない。
なぜこの演題か?
最初の言葉が不愉快だったので後は聞かなかった。
時間を守って欲しい。
予定より早く終わった。
流れた動画の音声が小さい。
ホワイトボードの字が汚い。
ホワイトボードがぐちゃぐちゃ。
会場が暑い。
会場が寒すぎる。
あるアンケート集計から抜粋。
 よくなかった・・・5人
 評価0・・・・・・3人

などなど。 


昨日、
ある学校から電話があり、
演題を教えてほしいとのこと。


いつもだったら、
即答していますが、
何か月も先のことなので、
これまで、
当日、
会場に貼られた演題を見て、
この演題じゃない方がよかったなあ・・・と、
そんなふうに思うことが多かったので、
今回、
感想を読み返しても、
そんな雰囲気を感じるので、
来週まで待っていただきました。

感想を読んで、
比較的好意的に受け止めていただいたと思われる演題(内容)
  まかともかを生きる。

  ういらかを生きる。

  いのちをこえるもの

  見えない子

  がっこうのせんせい

  だっこ・とんとん・こもりうた

  チャンピオンの定義

  出会いと出会い直し


評価が分かれた演題(内容)
  世の中には二種類の人間がいる

  穢れと茶碗

  おとな小学生

  のび太という生き方

  それぞれの3・11 



3000枚の中から、
中学生の母になった教え子の感想。
  先生との出会いは、
  30年以上前の高校生の時です。
  授業を受けたこともなく、
  担任でもなく、
  通学の電車で時々お会いして挨拶を交わすぐらいでした。
  でも、
  なぜか今でも先生のことは思い出されます。
  あいにく昨年は後援会に参加できませんでした。
  今年こそは必ず参加したいという思いで、
  拝聴しました。 
  そして、
  なぜ忘れることができなかったのか納得しました。
  生徒を思いやる気持ちや行動を、
  言葉を交わさずとも先生からいただいていたからなんですね。
  母親になった今、
  子どもたちに対して、
  親らしいことをしてやらず、
  自分のことで精一杯の日々を送っています。
  子どもの悩みを一緒に考え、
  忘れていた中学生の頃に戻って、
  気付いたことも多々あります。
  「ういらか」を、
  いつも心にとどめて、
  子どもと一緒に過ごせる時を大切にします。
  ありがとうございました。

こういう感想文に、
添え木になってもらったから、
折れそうな心が折れなかったのでしょう。

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