よぶこえの引き出し

【この子もこの子らも】2020・5・21

2020年05月21日

《この子もこの子らも》
昨日、
「両親の集い」第740号(2020年4月号)が、
郵便受けに入っていました。

その中に、
ある方が書かれた文章があり、
それが、
最近にない寒い夕暮れ時、
心にしみました。

ところどころ引用します。

  私自身をふり返りますと、
  M子が障害を負うまでは、
  中学校で教師をしておりました。
 
  表面的には、
  「人は皆平等だがら一人一人の生涯を大切に」  
  とは言いつつも、
  まだまだ人間のことを見る目は未熟でした。

  次女には、
  生まれた時から、
  手のかかる姉が全て優先の生活で、
  たくさんの我慢をさせてきた部分もあったと思います。

  しっかりと次女にも向き合うことで、
  二人の母親として、
  大きく成長できたことは、
  本当にありがたく思います。

  次女も大きく成長し、
  姉の存在に感謝して、
  自立しようとしています。

  「この子」が、
  周りの親や妹の「こころ」を変えていったように、
  「この子ら」が、
  世を変え人を変えていくのです。


糸賀一雄さんの有名な言葉、
「この子らを世の光に」とは、
こういうことだったのかと、
この方の文章を読んで、
ストンと心に落ちました。



《今朝の庭》
今朝も、
降ったり止んだり・・・です。 

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