よぶこえの引き出し

【忌日の句】2020・5・30

2020年05月30日

《忌日の句》
台所のカレンダー、
5月も二日を残すだけになり、
欄外の忌日を眺めていて、
ふと思い立って、
『カラー図説 日本大歳時記』(講談社)で探してみました。

5月11日「朔太郎忌」
萩原朔太郎(1886~1942)
  節冷えて朔太郎忌の若竹ぞ  岡田貞峰


5月28日「辰雄忌」
堀辰雄(1904~1953)
  旅にして聴く筒鳥も辰雄の忌  安住 敦


5月28日「晶子忌」
与謝野晶子(1878~1942)
  音高く日傘ひらきぬ晶子の忌  渡辺千枝子


5月29日「多佳子忌」
橋本多佳子(1899~1963)
  けんらんと柳絮(りゅうじょ)が飛べり多佳子の忌  相原智恵子


《知らないことが多い》
筒鳥、
ホトトギス科の鳥だそうです。
繁殖期のオスが、
「ポポ、ポポ」と鳴くのが、
ちょうど筒を叩いているように聞こえるので、
この名になったそうです。
知らないことが多いなあ~と思います。


柳絮(りゅじょ)
白い綿毛のついた柳の種子。
または、
それが春に飛び漂うこと。
・・・だそうです。
知らないことが多いなあ~と、
またまた思います。

Youtubeにいくつか動画があがっています。
それを見ると、
実に幻想的で、
素直に、
ああ、いいなあ~と思いました。
いつか、見てみたいなあ~とも思いました。 

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