よぶこえの引き出し

【空気のように】2020・6・2

2020年06月02日

《空気のように》
うっかりマスクを忘れて外出したり、
なにかのことで後ろに半歩下がったとき、
すれ違った人や、
レジで後ろに並んだ人の表情が、
微妙に動くのを感じます。 
「自粛警察」が空気のように漂っているのでしょう。

でも、
一番嫌なのは、
自分が吐いた息の中に、
同じ空気を感じる時です。
「自粛警察」が体の中に潜んでいるのでしょう。



《今朝の庭》
人間界とは関わりなく、
自然界は楚々として揺るぎない。

「楚々(そそ)」
辞書を引くと、
「清らかで美しいさま」
とあります。


オクラの花が咲きました。
今年初の一輪です。

【空気のように】2020・6・2



《今朝の野辺》
今日のうちに、
どこか遠くへ旅に出ることでしょう。

【空気のように】2020・6・2



《今朝の空》
棚引く雲。

「棚引(たなび)く」
辞書を引くと、
「薄く層をなした雲が横に長くただよう」
とありました。

【空気のように】2020・6・2
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